突然ですが、
JALのクラスJの人気っぷりは時として辟易とするくらいのものでして、
普通席はガラガラなのにクラスJだけは満席
という状態って良く見るわけです。

そんなときにはむしろ1,000円はらって乗るより
普通席の後ろのほうで隣がいない席でどーんと3席分くらい使って
ゆっくりしたほうがよっぽどくつろげると思うのですが。
で、
そんな中でのねらい目はナンといっても

非常口座席はシートピッチが広いのは周知の事実ではありますが、
上級会員でないと、事前座席予約とかできなかったりするわけで、
なかなか機会がなかったりします。
で、
今回は空港カウンターでリクエストして変更してもらいました。

機材は737-800。

で、
この機材の非常口座席は22列と23列。

非常口座席の前の21列と比べても足元の広さがぜんぜん違うわけです。
で、
離陸前に必ずフライトアテンダントの方から
「シートポケットに入っているこちらの注意事項をお読みくださいませー。」

って声をかけられるわけです。
で、
ここで実は落とし穴があるのですが、
- 非常口座席の前の列はリクライニングできない構造になっている。
という大原則があります。
せっかくシートピッチを広くして万が一の際の避難通路を確保しても、
前のシートが倒されていたら、避難に支障をきたすわけです。
というわけで、21列目のシートを見るとボタンの横に、

ちゃんと
「この座席はリクライニングできません」との表記が。
でですね、
今回利用した22列目も23列目が非常口座席なので、
実は非常口座席でありながら、非常口座席の前のためリクライニングができない席
となるわけです。
なので、
22列目の非常口座席にはリクライニングのボタンすらありません。

ちなみに23列目にはきちんとあります。

というわけでまとめるとこんな感じ。

21列目と23列目では同じ料金とは思えないほど
快適さが違います。
23列目は
- シートピッチが広くて、
- リクライニングできるけど、
- 前の席が倒されることは絶対ない
わけで、
21列目は
- シートピッチは普通で
- リクライニングはできないけど、
- 前のシートは倒される可能性がある
ということですな。