次世代コミュニケーションプランニング 高広伯彦
私のフェイスブックのウォールで、出てこない日はないくらいいろいろな方が
すでに読んでいらっしゃるので、私も読んでみました。
で、
思ったのは
はじめにと題して
「この本は今日や明日からすぐに役立つというものではない。」
と書いてあったり
「読者のレベルに合わせてマーケティングや広告コミュニケーションの基礎をわかりやすく解説しようとも、一切思っていない」
と書いてあったりするわけです。
でも、
これを読んで、確かに
- クリエイティブ畑のヒトがスゴイアイデアがぽんぽん出てくる
ようにはすぐにはならないと思うけど、
それ以上に、
- 営業畑のヒトがこの本を難しいとかわからないと思う
思うのであれば
そんなヒトはこういった業界の営業はやめたほうがいいと思うんだよなー。
って感じました。
と、
かくいう私も
CHAPTER 5の「コンテクスト」を生み出す
だけはちとわかりづらかったなー。
ま、
ある意味こーゆー本は
- 読んでみてわかりづらいと感じたところが自分の弱点
なわけで、
こーゆーロジカルな思考が弱いというか、避けてきた自分が
この本によって強制的に再認識させられるわけです。
なので、
営業のヒトこそ読んだほうがいいと思ったわけです。
で、
これをスラスラと読み進めることができるヒトはきっと営業もうまくいっているんだろうなーと。
だって、
クライアントはこの本の中できっと得意領域があるヒトが担当で、
コンペチターはこの本をすでに読み解いているヒトが担当で、
こちらはこの本を理解できていなかったら、
共通の土俵にひとりだけ登れないんだよなー。
ましてや社内のクリエイターやデザイナーのロジックを少しでも読み解かないと
社内の信頼も勝ち得ることができないし、
いいチームができないと思うわけです。
なので、
実はこういった「業界のみんなが読んでいる本」を
- スキルや知識のディファクトスタンダード
として、自分の立ち位置を再認識することがきっと必要なんだろうなー。
そんなわけで、
個人的にはCHAPTER 5をはやく理解できるように精進するわけです。
●おまけ。
それとこの本を「わかりづらい」というヒトが散見されますが、
わかりづらい
というのは
- わかりやすいことを難しく表現すること
で、
- 難しいことを難しく表現すること
は
- わかりづらい
のではなく
- わからない
だと思うんだな。
だからわかりづらい
というのは こーゆーことだと思うわけで、
この本は
- わかりやすい
か
- わからない
のどちらかのような気がします。
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