近距離恋愛 パトリック・デンプシー
先日、久しぶりに映画を見に行く機会がありました。
それが
- 近距離恋愛
最近、こういったラブコメディー的な映画にはとんとご無沙汰だったのですが、けっこう楽しめました。
※ここから先はネタバレ要素がありますので、
これからご覧になる方はご注意くださいませ。
結論からすると
とっても
- アメリカナイズ(←私の元上司語録より)
された映画でした。
つまり
- ハッピーエンド
ということ。
だって、アトムの最終回でアトムがなくなるストーリーを
「ヒーローが死ぬなんて受け入れられない!」ってストーリーを変更して放送するお国柄ですから。
しかし、最近のアメリカ映画のハッピーエンドっぷりは、
- 周りの不幸を考えない傍若無人さ
がとっても目立ちます。
今回もスコットランドの公爵が「恋敵」として登場するのですが、その後の彼の人生を考えるととってもいたたまれないエンディングでした。
それと今回改めて考えさせられたのが、
- 各国の文化の違い。
これを改めて認識しました。
スコットランドの風習をちょっとデフォルメして描いていたのだけれど、それは純粋に笑えましたが、これが日本だったらきっと、
- サムライの格好か芸者の格好で両親が迎えて、
- 文金高島田で結婚式、
- たたみで正座をして
- 納豆とかを食べさせられる
とかが描かれるんだろうなー。
でも最後は
- 「マンハッタンがいい」
って言いつつパトリックデンプシーの元へ。
その後に残された日本人。。。
ま、映画にそこまでフォローを求めるわけではないので、別にいいんだけどさ。
一緒に見に行った中で女性グループの第一声は
- 「面白かったー!」
だったので、F1層の女性には楽しめる1本ではないでしょうか。
その女性グループの会話の中で印象に残ったワードは、
- 「幸せになるための27のドレス」より「ブリジット・ジョーンズの日記」のほうがリアリティがある。
ということ。
ふーん。なるほどねー。
男性から見ると、同じジャンルの映画でも、女性にとっては結構大きな違いがあるのねー。
機会がありましたらぜひ劇場でどうぞ。
近距離恋愛。本日より公開です。
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» 近距離恋愛・・・・・。 [銅版画制作の日々]
友だち以上、恋人未満って言葉がありましたよね。
7月15日、東宝シネマズ二条にて鑑賞。主役の2人はどちらかと言えば、主役ぽい方たちではなく地味なキャラですよね。そうそうパトリック・デンプシーは最近鑑賞した「魔法にかけられて」でお馴染みの俳優さんです。あの時の彼は、王女が出会う理想の男性役だった。そいでもってなかなかいい男って感じだったんですが・・・・・。
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